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Ubuntu/LinuxMintでPCSX2利用の記録 ( v1.6 / v2.2 / v2.4 / v2.63 / v2.8 )

1.概要 Ubunut/LinuxMint環境でPCSX2を利用しています。今まで利用した経験、これから先に起きたことなどの記録を残す目的で、このページを作成しました。 PCSX2はSONYのPlayStation2(PS2)をエミュレーションするプログラムです。PS2は大変売れたゲーム機で大量のゲームソフトが存在します。しかし、PS2のハードウェアは中古品の状態が良いものは入手が難しく、ハードウェアが壊れてしまうとゲームソフトが無駄になってしまいます。PCSX2は所有するPS2実機から必要な情報を取出して、PC上にPS2の環境を構築して、PS2のゲームソフトを楽しむことができる製品です。 注意事項 本記事は、ご自身が所有する所有機器(PS2実機)から正しく吸い出したデータを使用することを前提として解説しています。ネット上で配布されているBIOSやゲームデータのダウンロードは違法行為であり、重大なセキュリティリスク(ウイルス感染など)を伴います。当ブログでは違法ダウンロードを一切推奨しておりません。必ず自己責任のもと、正しい方法で設定を行ってください。 2.詳細 (1) PCSX2の利用方法 PCSX2がPS2のゲームを動かす仕組みを簡単に記述します。まず、PS2本体からBIOSと呼ばれるモジュールを取出し、PCにPCSX2をインストールして、取出したBIOSを設定します。これでPCがPS2に変わりました。USB接続のゲームパッドをPCに接続後、PCSX2でゲームパッドを認識させて、ボタンの配置を設定します。PS2で利用するゲーム用メモリはPCのディスク上に保存される仕組みです。PS2のゲームはCDやDVDなのでISOファイルにBraseroなどを利用して変更します。スナップショット機能があり、操作性はとても良くなっています。 (a)BIOSの取出し方 所有するPS2実機からBIOS情報を入手します。利用した機器は以下の通りです。 PC:  intel i5-3740, Memory 16GB, SSD 256GB PS2: SCPH-70000 手順詳細は参考資料を参照願います ・FreeDVDBootをダウンロードしてDVD-Rに書き込む ・biosdrain.elfをFAT32フォーマットのUSBにコピーする ・上記2つをPS2にセットして、BIOSを...

ディスクの状態を確認するためにsmartctlを利用しました

1.概要 smartctl は、ストレージデバイス(HDDやSSD)の健康状態や S.M.A.R.T. 情報を監視・診断するためのコマンドラインツールです。S.M.A.R.T.を利用すると、使用時間や電源投入回数、温度、不良セクタ数を調べることができます。 実際に、ディスクの状態を確認するためにsmartctlを利用しました。その内容を記述します。 2.詳細 (1)調査を始めた理由 500GBのディスクがクラッシュのメッセージを出力して、grubによるブートができなくなりました。しかし、不思議なことにfsckを実行するとエラーなし、各パーティション内のファイルも参照できます。パーティションテーブルを再構築して、再度試しても状況は同じになります。この内容に関して記述します。 障害を解析した訳ではないので、詳細に関しては不明瞭な点が多数あります。grubを利用したbootだけがだめになってしまたディスクのようです。別の代替ディスクに交換して、環境を再構築すると問題はなくなりました。つまり、ディスクはクラッシュしていたと言うことですが、gparted, fsck, fdisk, mkfsでエラーにならない故障でした。 fdiskでディスクを調べていて、2048セクター以前の領域はユーザ側で利用できないことに気が付きました。0〜2047セクターなので、2048 * 512 = 1MBの領域です。ここには、パーティションテーブル以外にもbootに必要な情報が保管されています。私はmsdosパーティションテーブルを利用しているので、MBRが存在します。今回の故障はMBRは無事ですが、2047セクター内のmsdosパーティションテーブル以降の場所でクラッシュが起きたようです。ユーザーが普通利用する領域は無事なのでデータディスクとしては使えるようです。 (2)smartctlの調査 S.M.A.R.T.(Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology)を表示するコマンドのsmartctlを利用しました。参考資料に従って、インストールします。 $ sudo apt install smartmontools 利用方法は簡単です。 $ sudo sumartctl -a /dev/sdd 問題なく利用できます。 注目すべき点は、最後に...

OpenMythosをLinuxMint/Docker環境で構築方法 ( 1050Ti / 1660 super )

1.概要 この記事はOpenMythosに関して記述した記事を統合した記事です。Claude Mythos(クロード・ミュトス)は、米Anthropic(アンソロピック)社が2026年4月に発表したAIモデルで、その技術をOSSで実現したものとして、当時、話題になりました。 特徴は、熟考ループです。しかし、Pytorchを利用してPythonのロジックで実現することができ、試験利用が一巡するとOpenMythosの興味は冷めてしまった気がします。個人で検証をしたのでその内容を整理します。 LinuxMint 22.3のオンプレミスでGPUを利用してOpenMythosを動かしました。しかし、OS更新で構築環境の整合性が取れずに動作しなくなる場合があり、Docker環境で動かすことにチャレンジしました。その内容を記述します。 2.詳細 LinuxMint 22.3が導入され、nvidiaのGPUがHWとして認識されている状態を想定します。 利用した機器は、amd 3200G, nvidia-1660 superです。 Docker環境を利用することでContainer内部に必要なPython3環境を準備できてpython3-venvも不要となり、操作も楽になります。利用したubuntu-24.04ベースのContainerはUser:Ubuntuが存在し、ContainerとLocal間のデータを楽にできるようにLocal上のUserとuid:gidが同じにしています。 オンプレ構築部分は参考資料(OpenMythosをLinuxMint 22.3に環境構築してみました)を参照願います。 (1) nouveauの無効化 /etc/modprobe.d/blacklist-nouveau.conf作成 # nvidia(nouveau) blacklist nouveau options nouveau modeset=0 適用します $ sudo update-initramfs -u (2) nvidia driver設定 $ ubuntu-drivers devices $ sudo apt -y install nvidia-driver-595-open (3) nvidia Container Toolkit導入 参考資料(Installing the NV...

jenkinsをdocker環境で起動

1.概要 CI/CDを支えるツールで日本製品といえばjenkinsです。jenkinsの環境構築は様々なインターフェイスを準備するために手間が必要で面倒でした。しかし、jenkinsをdocker環境で起動すると手間は大幅に改善されます。物理環境や仮想環境に導入して保守をするよりもDocker環境を構築して運用する方が楽になると考えます。その内容を記述します。 2.詳細 参考資料に従って、jenkins/jenkins:ltsを利用します。jenkinsにもubuntuの用にLTS(Long-Term Support:長期サポート版)がありました。2年間は利用できるので良い選択肢です。 Docker Compose with Jenkinsにdocker-compose.ymlが記述されています。 今回は必要最低限の構成で導入します。 (a) docker-compose.yml version "3" services:   jenkins:     image: jenkins/jenkins:lts     ports:       - "8080:8080" (b) 起動 $ docker-compose up -d で起動します。 (c) ブラウザから接続 Firefoxにて、http://localhost:8080 で接続します。 Unlock Jenkinsが表示され、Administrator passwordを要求されます。 docker-compose logs とterminalで入力をして、 Please use the followin password to proceed to installationの下に記述されている文字列をコピー&ペーストでFirefoxの入力エリアに入力します Customaize Jenkinsでは、Install suggested pluginsを選択します。 Getting Startedと表示され、プラグインがインストールされる時間が必要です。 Create First Admin Userが表示され、以下のように入力します ユーザー名 admin パスワード admin パスワードの確認 admin フルネーム admi...

ubuntu/LinuxMintへzoomを導入する

1.概要 リモートワークが一般化して、zoomを利用したTV会議に参加する機会はコロナ禍時代に増加しました。現在はOnline MeetingでZoomよりもGoogle MeetやTeamsが良く利用されているようです。ubuntu/LinuxMint環境もzoomを利用することができます。zoom導入と設定を記述します。 2.詳細 (1) zoom導入 zoom.usに「Linux への Zoom のインストールまたは更新」の説明資料があります。「Debian、Ubuntu または Linux Mint」の「ターミナルの使用」に従ってzoomを導入します。 (a) ダウンロードセンターからLinux版ZoomクライアントをDownloadします。 下記設定をしてダウンロードを選択すると、zoom_amd64.deb がDownloadできます。   Linuxタイプ: Unbutu   OSアーキテクチャ: 64bit   バージョン: 16.04+ (b) Gnome-terminalからインストール 下記コマンドをGnome-terminalから実行します(Download場所はDownload Directoryとします)  cd Download  sudo apt install ./zoom_amd64.deb  (2) ubuntu上のcamera, speaker, micの設定 利用しているNotePCの内蔵cameraは自動認識されました。アプリケーションからCheeseを実行して、cameraが正常に動作しているか確認します。speakerとmicは、設定=>サウンドで出力デバイスと入力デバイスを選択します。Bluetoothのspeaker,micを利用する場合は、設定=>Bluetoothにてspeaker,micのデバイス認識を先にする必要があります。 (3) zoom上のcamera, speaker, micの設定 zoomの設定で、導入したzoomアプリを画面の指示に従って起動すると下記手順で環境の試験を実施します。 (a) Select camera Cheeseで確認したデバイスを選択します。カメラの画像が表示されて確認できます。 (b) Select speaker 設定=...

Ubuntu/LinuxMintをmicroSDに導入する方法

1.概要 ubuntuのresucue用途としてusb boot形式のubuntu liveCD, systemrescue, boot-repairなどを利用していますが、通常利用している環境のubuntuを利用したresucue用のboot usbが欲しいと思っていました。microSDをusbに変換するアダプターを購入したので、64GBのmicroSDにubuntu環境を構築しました。この方法はLinuxMintでも利用できます。その内容を記述します。 microSDからBootするにはBIOSを利用します。LegacyBIOSの場合は問題ありませんが、uefiBIOSの場合でWindows11が導入済みであり、かつ、secure bootをOnになっているとmicroSDからBootできません。secure bootがOnになるとWindows専用機になってしまいます。 2.詳細 (a) microSDの初期化 usb変換アダプターにmicroSDを取り付けます。usb bootのubuntu liveCD(20.04.6 desktop)を利用して、起動をしてからgpartedでmicroSDのpartion tableをmsdos形式で初期化します。更に、microSDの64GB領域全てをext4で初期化します。 (b) ubuntu-20.04.6 install usb bootのubuntu liveCD(20.04.6 desktop)からinstallerを起動して、microSDのext領域(私の場合は/dev/sdd1)にinstallします。bootは/dev/sddを選択します。問題なくインストールできました。 (c) 起動 non-uefi BIOSでusb boot可能なPC(私の場合は古いNotePCを利用)にusb変換アダプターにmicroSDを取り付けて、BIOSの設定をUSBに変更して起動すると、無事に起動します。 (d) Grubの設定 grubの設定変更ができるように、/etc/default/grubを変更しました。 #GRUB_TIMEOUT_STYLE=hidden GRUB_TIMEOUT=10 参考資料を参照して、resucue用途なので、Grubの設定を変更してubuntu liveCD, systemres...

Ubuntu環境でバックアップをリストア後、keyringの認証が発生

1.概要 以前のOSバックアップをリストアして、ログインキーリングの認証が発生しました。ubuntuをBackupからリカバリ後、keyringに登録したID/Passwordを利用すると下記ポップアップメッセージが表示され、認証パスワード入力を求められます。この対処に関して記載します。 表示されたメッセージは下記内容でした。 認証が必要です コンピューターへのログインに使用するパスワードがもはやログインキーリングのパスワードと一致しなくなっています 最初にメッセージを見た時、何が起きたのかわかりませんでした。まず、再実行をして再現性のある事象であるか否かを確認することから始めました。 2.詳細 発生原因は良くわかりません。今までに発生した経験がなく、何か変わったと思います。 下記3つの要因が関係しているようです。 (a) Ubuntuをバックアップからリストア (b) Ubuntuのuserのパスワードを変更(root user) (c) keyringを利用するプログラム(mail-client)を導入後、データをバックアップからリストア この問題に遭遇した時、少し動揺して、まず、バックアップからリストアを再実行しました。何かリストアで問題が起きたのではないかと考えたからです。再度、リストアを実行して結果が同じになることが判明してから何かが起きていると認識をして調査を始めました。 パスワード変更が鍵かもしれないと思って、変更することを中止して作業をすると問題が発生することはありません。ここで初めてuser情報に関する何かの問題であると考えました。トラブルが発生すると、原因を追求するために再実行を何度も実施します。時間が取られてしまい予定した作業をすべて後回しにせざるを得なくなってしまいます。 原因が判明して改善策がわかると、結果を残して備忘録を作成します。記録を残すことをしないと同じ問題で悩み、同じ問題解決時間を消費してしまいます。備忘録は自分自身のために始めたことです。 3.対処方法 ubuntuのuserのパスワード変更後では認証されません。変更前のパスワード入力すると問題が解決しました。これに気がつくのに時間を必要としました。 何度か再現試験をして、下記手段でも解決できることを見つけました。 userパスワードを変更せずに再試験をすると現象は発生しません。...