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nvidia-1050TiではOpenMythosは動作しない

1.概要 nvidia-1050Tiが利用できる環境があるので、Dockerを利用したOpenMythosの学習環境ができないか試しました。しかし、nvidia-1050Tiのハードウェア上の理由でCUDA-12.6がサポートされず、動作させることができません。ハードウェアに制約があり、最新のドライバーが提供されないこともわかりました。また、nvidia関連を除外したcpuでの動作環境で試験をすると、OpneMythosを導入できません。OpenMythosはnvidiaが必須でした。その内容を記述します。 2.詳細 今回作業をした環境は以下の通りです。 HW環境:i3-7100, nvidia-1050Ti SW環境:LinuxMint 22.3 手順は、nvidia-1660super環境と同じことをしました。 異なる点はnvidia-driverがnvidia-driver-535となった点です。 インストールは順調に完了したのですが、torchでcudaが利用できません。 調べた結果、nvidia-1050Tiの問題とわかりました。 OpenMythosはGPUなしでも動作しません。環境構築に注意が必要です。 実行手順を記載します。 (1) nouveauの無効化 /etc/modprobe.d/blacklist-nouveau.conf作成 # nvidia(nouveau) blacklist nouveau options nouveau modeset=0 適用します $ sudo update-initramfs -u (2) nvidia driver設定 $ ubuntu-drivers devices $ sudo apt -y install nvidia-driver-535 (3) nvidia Container Toolkit導入 参考資料(Installing the NVIDIA Container Toolkit)を参照願います $ curl -fsSL https://nvidia.github.io/libnvidia-container/gpgkey | sudo gpg --dearmor -o /usr/share/keyrings/nvidia-container-toolkit-keyring.gpg \ ...

OpenMythosをGPUを利用できるDocker環境で構築しました

1.概要 前回までは、LinuxMint 22.3のオンプレミスでGPUを利用してOpenMythosを動かしました。しかし、OS更新で構築環境の整合性が取れずに動作しなくなる場合があり、Docker環境で動かすことにチャレンジしました。その内容を記述します。 2.詳細 LinuxMint 22.3が導入され、nvidiaのGPUがHWとして認識されている状態を想定します。 利用した機器は、amd 3200G, nvidia-1660 superです。 Docker環境を利用することでContainer内部に必要なPython3環境を準備できてpython3-venvも不要となり、操作も楽になります。利用したubuntu-24.04ベースのContainerはUser:Ubuntuが存在し、ContainerとLocal間のデータを楽にできるようにLocal上のUserとuid:gidが同じにしています。 オンプレ構築部分は参考資料(OpenMythosをLinuxMint 22.3に環境構築してみました)を参照願います。 (1) nouveauの無効化 /etc/modprobe.d/blacklist-nouveau.conf作成 # nvidia(nouveau) blacklist nouveau options nouveau modeset=0 適用します $ sudo update-initramfs -u (2) nvidia driver設定 $ ubuntu-drivers devices $ sudo apt -y install nvidia-driver-595-open (3) nvidia Container Toolkit導入 参考資料(Installing the NVIDIA Container Toolkit)を参照願います $ curl -fsSL https://nvidia.github.io/libnvidia-container/gpgkey | sudo gpg --dearmor -o /usr/share/keyrings/nvidia-container-toolkit-keyring.gpg \   && curl -s -L https://nvidia.github.io/libn...

OpenMythosのサンプルプログラムを動かしました

1.概要 前回、OpenMythosの環境構築まで実現したので、GitHubにあるサンプルプログラム(Usage)を動かしてみました。一部エラーが発生しましたが、結果出力部分なので修正をしました。その内容を記述します。 2.詳細 Usageに記載されているPythonプログラムをopenmythos_usage.pyとして作成します。 $ source ~/mypy/bin/activate (mypy) $ python3 openmythos_usage.py 下記エラーとなります [MLA] Parameters: 1,538,626 [MLA] Logits shape: torch.Size([2, 16, 1000]) [MLA] Generated shape: torch.Size([2, 24]) Traceback (most recent call last):   File "/home/nakasima/openmythos/openmythos_usage.py", line 48, in <module>     rho = torch.linalg.eigvals(A).abs().max().item()           ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ RuntimeError: linalg.eig: The input tensor A must have at least 2 dimensions. コードの下記部分を修正します #rho = torch.linalg.eigvals(A).abs().max().item() rho = A.abs().max().item() $ source ~/mypy/bin/activate (mypy) $ python3 openmythos_usage.py [MLA] Parameters: 1,538,626 [MLA] Logits shape: torch.Size([2, 16, 1000]) [MLA] Generated shape: torch.Size([2, 24]) [MLA] Spectral radius ρ(A) = 0.3679 (mus...

OpenMythosをLinuxMint 22.3に環境構築してみました

1.概要 Claude Mythosが話題になっています。このClaude Mythosの公開論文を元にOpen Mythosが開発されてOSS公開されたとのニュースが目に止まりました。早速、Open Mythosの環境構築にチャレンジしました。 2.詳細 pytorchベースで、Pytorch-12.6、CUDA-12.6環境を構築して、python3でimportできることを確認しました。 環境は以下の通りです。 HW amd 3200G, Memory 16GB, SSD 256GB, nvidia-1660 super SW LinuxMint 22.3, NVIDIA-driver-595-open, CUDA-12.6, Pytorch-12.6 (1) nouveauの無効化 /etc/modprobe.d/blacklist-nouveau.conf作成 # nvidia(nouveau) blacklist nouveau options nouveau modeset=0 適用します $ sudo update-initramfs -u (2) nvidia driver設定 $ ubuntu-drivers devices $ sudo apt -y install nvidia-driver-595-open (3) CUDA設定 $ wget https://developer.download.nvidia.com/compute/cuda/repos/ubuntu2404/x86_64/cuda-keyring_1.1-1_all.deb $ sudo dpkg -i cuda-keyring_1.1-1_all.deb $ sudo apt update $ sudo apt install cuda-toolkit-12-6 path設定を~/.bashrcに追加( vi ~/.bashrc ) # CUDA Toolkit export PATH="/usr/local/cuda/bin:$PATH" export LD_LIBRARY_PATH="/usr/local/cuda/lib64:$LD_LIBRARY_PATH" (4) 動作確認 $ nvidia-smi $ nvcc -V ...

LinuxMint 22.3のpingが今までとオペレーションが変わっている

1.概要 ネットワーク機器の調整をしないとpingを利用することはありません。ネットワーク通過を確認するためにpingを実行すると下記エラーが発生。何が起きたか理解できませんでした。この内容を記述します。 $ ping www.google.com ping: socktype: SOCK_DGRAM ping: socket: アドレスファミリはプロトコルによってサポートされていません 2.詳細 (1) DNSが通過するかを確認しました。これは問題ありません。 $ host www.google.com www.google.com has address 142.251.155.119 www.google.com has address 142.251.150.119 www.google.com has address 142.251.152.119 www.google.com has address 142.251.151.119 www.google.com has address 142.251.156.119 www.google.com has address 142.251.153.119 www.google.com has address 142.251.154.119 www.google.com has address 142.251.157.119 www.google.com has IPv6 address 2001:4860:4827:7700:: www.google.com has IPv6 address 2001:4860:482d:7700:: www.google.com has IPv6 address 2001:4860:482b:7700:: www.google.com has IPv6 address 2001:4860:4828:7700:: www.google.com has IPv6 address 2001:4860:482c:7700:: www.google.com has IPv6 address 2001:4860:4826:7700:: www.google.com has IPv6 address 2001:4860:482a:7700:: www.google.com has IPv...

Jumper EZbook 3 proが文鎮化、電池を交換して復活しました

1.概要 2018年に購入したJumper EZbook 3 proが充電しても1〜2分で電源が落ちるため電源ケーブルを接続して利用をしていました。先日、起動をするために電源スイッチをOnにしても動作しません。文鎮化してしまいました。電池の状態が悪かったことは認識しており、電池交換で復活できないかを検討しました。この内容に関して記述します。 2.詳細 Jumper Ezbook 3 proはN3450搭載で、Memory 6GB、eMMC 64GBです。これに256GBのSSDを増設してLinuxMintで利用していました。Jumperはファンレスなので電池の持ちは良く、重宝していました。JumperはeMMCにWindows10が導入されていました。追加したSSDにUbuntu(多分16.04)を導入してeMMCはデータ領域で利用。更に、18.04, 20.04, 22.04、更にLinuxMint 21.3, 22.3と変わっていきました。 8年間稼働していたことになります。今年になって、電池が1時間未満で突然PowerOffする問題が発生。5分間持たなくなり、最後は1分間持ちません。電池が駄目になっていたことは認識していましたが、突然、電源アダプタを取り付けた状態でも電源Onで起動しなくなり、文鎮化しました。 Amazonで購入したので、Amazonで交換可能電池を探すと見つかりました。提供ベンダーに交換可能か確認して購入。電池交換は簡単でした。10個のネジを外して裏蓋を取外し、電池は5個のネジ止めでした。コネクタを外すと電池を取り外すことができ、交換電池はネジ位置、コネクタ場所とサイズもぴったりでした。取り付けは取り外しと逆の手順です。トータル作業時間は10分間程度でした。 電池交換後、フル充電をして利用すると5時間利用できると表示されました。放電試験は、電源オン状態ですが、使っていない時間もあり6時間程度利用して、残り充電容量が1時間を切ったところで試験終了。完全復活したようです。 駄目になったリチウムイオン電池は地方自治体の資源ごみの日に出すことができたのですべての問題はクリアしました。

UbuntuからLinuxMintへの移行は成功だったと感じています

 1.概要 Ubuntu 16.04から利用していたのですが、Wayland、Snap、新インストーラが登場したUbuntu 24.04で利用継続を諦めました。選択したディストリビューションは、Ubuntu LTSのリポジトリを利用するUbuntu 22.04ベースのLinuxMint 21.3です。現在、Ubuntu 24.04ベースのLinuxMint 22.3へ更に移行しました。LinuxMint 22.3の使い心地はとても良く、気に入っています。何が良かったのか整理してみました。 2.詳細 下記3項目の改善という意味で、Ubuntu 24.04をLinuxMint 22.3へ移行したことは大成功と思っています。 (1)PBRにブートローダを設置できる ディスクパーティションをmsdosに設定すると、MBRとPBRにブートローダを設置できます。2TBの容量までしかサポートされませんが、非常に枯れた技術を利用してマルチブートを簡単に実現できます。SSDを利用するようになり、SSDの容量はディスク時代と比較すると容量は減っており500GBが一般的です。linuxを起動する時のOS領域として容量面の問題が起きることはありません。GPTはOS領域としては不必要で使いにくいと思っています。 (2)Snapを利用しない Snapはubuntuの起動や停止時間を長くしました。また、Firefoxがaptからsnapへ移行されて、マウス操作に不具合が発生して苦労しました。LinuxMintはsnapを利用しません。全てaptで導入でき、何も問題ありません。個人利用者はこれで十分だと思っています。Ubuntu Serverにもsnapはインストールされていますが、Snapを利用して導入される標準品は限られています。snapをpurgeして運用できます。ソフトウェア管理をaptをsnapに全て置き換えることは難しい。しかし、snapを止めることはできます。 (3)Waylandでなく、X-Windowsを利用します 実績あるX-Windowsで十分だと思っています。X-Windowsのアプリケーションが多数存在するので、XWaylandをサポートして互換性維持をしていますが、古いHWを見捨てる選択をしてしまったことは失敗だと思います。X-WindowsのアプリをWayla...